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IT系と日常系の備忘録。三日坊主。

ExcelでF1キーによるヘルプ起動を殺す方法

仕事でExcel方眼紙を使って設計書をかきかきすることが多いわけですが、そんな時F2キーを押してセルを編集モードに切り替えるという動作を何度もやってます。

そんな時、F2キーを押したつもりでF1キーを押してしまい、セルを編集するつもりがExcelヘルプを起動させてしまうことがたびたびありまして、そのたびイライラ・・・。

ヘルプなんて全く見ないので機能を殺したい。方法はあるのだろうかと検索してみたら大きく二つの方法を発見したので備忘録。

Excelマクロを使ってF1キーを無効化

Sub auto_open()
Application.OnKey “{F1}”, “”
End Sub

を個人用マクロブックとして組み込むことでF1キーを無効化できると。
レジストリとかわからんって人はこれのほうがいいのかも。

レジストリでF1キーを無効化

DisabledShortcutKeysCheckBoxesというキーを作成することでF1キーが無効化できる。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Office\16.0\Excel\DisabledShortcutKeysCheckBoxes]
"F1Key"="112,0"

これをレジストリファイルとして保存して展開すれば、もううっかりF1キーを押しても鬱陶しいヘルプ画面を見なくて済む。すっきり!
なお、上のキーはOffice 2016のExcel向けなので、それ以前のOfficeを使ってるならば「16.0」となってる部分を下記の表のキーに置き換えること。

Officeバージョン キー
Office 2003 11.0
Office 2007 12.0
Office 2010 14.0
Office 2013 15.0
Office 2016 16.0

F1キー以外を無効にしたい場合はレジストリの112を下記のリンク先に載っている番号に変えればOK。

Office 2013 でグループ ポリシーを使用してユーザー インターフェイス項目とショートカット キーを無効にする

追記