Pandora Pocket

IT系と日常系の備忘録。三日坊主。

Windows Server 2016でFlash Playerを利用するための覚書

サーバーにセキュリティ上排除するべきFlash Playerなど、インストールするなというMicrosoftの強い意志を感じる・・・。

Windows Server 2012 R2までは「ユーザーインターフェイスとインフラストラクチャ」の「デスクトップ エクスペリエンス」を機能追加することで、IE組み込みのFlash Playerが有効化されましたが、Windows Server 2016では有効化されません。というかそもそもユーザーインターフェイスとインフラストラクチャの項目がなくなってます。

山市良さんのブログによれば

なんと、Windows Server 2016 (Desktop Experience) からは Adobe Flash がリモート デスクトップ セッション ホスト (RDSH) の役割に含まれるように変更されたそうで。

ということで、Windows Server 2016ではリモートデスクトップセッションホスト機能を有効化してやる必要があります。

ただし、この方法だとRDS CALを購入しない限りワーニングが出続けます。120日間の評価モードの後はどうなるのか・・・。

というわけでもう少し調べたところ、MS本社のTechNet Blogで見つけました。

dism /online /add-package /packagepath:“C:\Windows\servicing\Packages\Adobe-Flash-For-Windows-Package~31bf3856ad364e35~amd64~~10.0.14393.0.mum

(BTW. Adobe Package is already on disk. You just activate it) dismコマンドでFlash Playerのパッケージをインストールする方法です。

これならRDSHを有効化しないのでワーニングもでませんし、まがりなりにもMSのブログで書いている以上問題はないでしょう。(たぶん)